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雨の日@PhotoCafeAfter*紫陽花撮影会

昨年はめっちゃ暑かった府中郷土の森。紫陽花の小径まで辿りつけなかったリベンジと、課題の練習を決めて、今年も紫陽花撮影会に参加してまいりました。

古い小学校の壁とピンクの紫陽花がお似合いで、月夜の紫陽花を見ているようだなと思いました。

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初々しい生まれたての子を見つけました。

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黄色い壁は昔の役場です。紫陽花は洋館にも合いますね。

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透き通る水色に、先週訪れた瀬戸内海の色を思い出しました。

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もりもりに紫陽花が植わっているのですが、それでも昨年よりはお花が小さかったのです。

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雨は午後から少し強くなってきました。先生に習ってしずくを撮影したものの、もう少し絞った方がよかったとのこと。

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葉っぱにもキラキラのしずく。

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しずくはやがて川になり、

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滝になっていつか海に届く。そんなストーリーを考えてみたり(課題練習中)。

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青紅葉と紫陽花の共演を。

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2年前の合同展の樹里さんの作品が写真もタイトルもとても素敵だったのを思い出して、ピンクを可愛く撮りたかったです。

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雨はジャンジャン降ってきましたが、せっかくなので今日しか撮れないものが撮りたくなってきました。

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最初はモノクロで撮影したのですが、レビューで先生からカラーの方がいいと思う、とコメントいただいた一枚。そうそう、雨に濡れたつややかさを綺麗だな、と思ったんです。

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紫陽花が終わると、もう夏ですね。一足早いひまわりを見つけました。

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PhotoCafeの撮影会で雨が降ったのは初めてで、雨の日のいろんな表現を先生や皆さんから教えていただいた一日でした。桐島先生、さくまさん、皆さんありがとうございました。

そして、今度は「キャメラはキャノン・・・・💦」と口が滑らないように自己紹介したいと思います(笑)



瀬戸内アート巡りの旅 その2 ~直島→福山~

直島と言えば、ベネッセ、家プロジェクト、が有名でしょうか。私は初めてなので、まずは港の近くとベネッセ関連施設に行きます。

『I LOVE 湯』 大竹伸朗 
実際に使われている銭湯です。一見ポップなのですが、部分部分で切り取ると全然違う。

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ここは退廃的な感じ。

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ここはおもちゃ感。

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もう、何が何だか(笑)それがこの方の作風なのですよね。

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なんといっても「ゆ」がキュート。これらが見事に一つになってるのがセンスだなぁ。

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港のそばには『赤カボチャ』草間彌生。こんなにぼてっとしたとしがカボチャは草間さんの作品にあまりない気がします。
 
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海の青と島の緑にとってもよく映えて、港のランドマークにぴったりでした。

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かぼちゃの中も可愛いんです♡

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『直島パヴィリオン』藤本壮介

漁に使う網を組み立てたらこんな風になりました、的な。

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友人と比べたら大きさが分かりますでしょうか。夜にライトアップされると暗い港に浮き上がって見えるそうです。

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『海の駅なおしま』には赤と黄色の直島バスが並んでました。 こんなバスが街を走ってるなんて、うらやましい。

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ここからいよいよ地中美術館へ。

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美術館までの道沿いには『地中の庭』があります。

~美術館HPより~
地中の庭は、当館所蔵作品の作家であるクロード・モネが自ら造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、約200種類の草花や樹木から構成される庭園です。モネが晩年に好んで描いた睡蓮をはじめ、柳やアイリスなど四季を通してお楽しみいただけます。モネが描こうとした「自然」という主題そのものを立体的に感じていただける空間となっています。

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少し早いけど、睡蓮の花も咲いていました。

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色とりどりの花が咲いて目を楽しませてくれます。

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地中美術館は文字通り地中に埋まっています。4名の作家の常設展示だけなのですが、太陽光を生かした他では見られない規模の作品達に、ただただ圧倒されました。 これはカフェの外からの眺め。

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作品自体も、その見せ方も、もちろん安藤建築に設置されていることも、『ここでしか見られない』という大きな価値が人を引きつけるんだなと感じました。

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ホテルに戻って、『黄色カボチャ』草間彌生。遠くからみると、本当にちょこんと置いてるみたい。

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草間さんのかぼちゃは屋外に置かれていることが多いのですが、それぞれ表情が違います。直島の黄色カボチャは形のバランスが素直でいいな、と思うのです。

波を直接にうけるこんなところにあるので、高潮で上部の「へた」が流されたことも。そのへたは漁師さんが拾って返してくれたそうです。




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ホテル内にもいろんな展示がされていて、見るのに忙しい(笑)

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夕食後にパーク内ガイドツアーで杉本博司さんの作品解説を聞くことができました。

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展示のために作られたスペースではないこの場所に、杉本さんが既にある作品から選んで展示した作品ということでした。ここには『海景』第一号の作品もあります。

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さらにその後、友人のお勧めでホテルの中のオーバルという宿泊施設に行きました。とても神秘的、宇宙的な空間です。

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屋上からは瀬戸大橋の明かりが見えました。
 
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ベネッセホテルの宿泊者はベネッセミュージアムを夜11時まで見ることができ、パーク棟からもその都度車で送迎してくれるのです。なんというホスピタリティ。そのようなサービスを熟知した友人のアテンドに始終感服しっぱなしでした。


ベネッセホテルの朝は割とゆっくりです。というのも船の便に合わせてるからと思われます。朝食も夕食も同じ場所でいただいたのですが、ちょうど対岸に高松が見えました。
高松にいるときは直島って遠いと思っていましたが、こうしてみると割と近かった(笑)

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名残惜しいけど、出港です。船から見た赤かぼちゃは風景も取り込んだ存在感。
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岡山からのぞみで一駅の福山へ。島での移動は徒歩や船だったので、新幹線のスピードにものすごく違和感!!島の時間は本当にゆったりしていたんですねぇ。

さて、福山駅では広島から来た友人合流しました。タクシーに乗り込んで山の方へ向かうこと20分。臨済宗神勝寺に到着です。こちらが『洸庭』名和晃平。巨大フィナンシェに見えますか?(笑)

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ここから真っ暗な室内へ小さなライトを手に入ります。

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室内は木の香りが満ちていて禅をイメージしたインスタレーションを体験しました。ひろひろさんはきっと好きだと思うので、お勧めしたいなぁ。

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境内はもみじの緑がまぶしくて、昨夏に訪れた京都の永観堂を思い出しました。

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苔が瑞々しくて。

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臨済宗のお寺だからか、お地蔵さんもキリっとしたお顔に見えます。

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お庭も広いし、本殿はとても遠そうだったので、池を一周しながらひたすらおしゃべり。

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一本だけ赤い紅葉がありました。

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お昼には修行僧(雲水)が召し上がるうどんをこちらでいただきました。

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雲水の作法を体験しつつ、おなか一杯に・・・。普段はとても質素な食事の雲水も、うどんの日はおなか一杯食べていいそうです。

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福山駅に戻ってから、新幹線の時間までアンデルセンでお茶をしました。アンデルセンの本社って広島なんですよ。

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駅で広島から来た友人と別れて新幹線に乗り、旅の余韻と程よい疲労感にうとうと・・・。気がついたらもう日がすっかり傾き、旅も終わりです。

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友人にはホテルや切符の手配からスケジュール作成、何から何までお世話になり、おかげでとっても濃密かつ充実した3日間になりました。

本当にありがとう。機会があったらまた連れてってね~。
それではまた。
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瀬戸内アート巡りの旅 その1~豊島~

半年前から計画していた旅の朝、落ち着かなくて早く目が覚めました。
現代アートを愛する友人にくっついて、瀬戸内海の豊島、直島を巡る旅。友人お手製の旅のしおりを手に、東京駅から岡山、宇野港を目指します。

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久しぶりに来た宇野駅はなんだか可愛くなってました。

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宇野港では「宇野のチヌ」に会いました。海岸に流れ着いた廃材で作られたチヌは海に向かって何かを叫んでいるようです。
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宇野港から豊島行きの高速船に乗り込むと、地元の人に海外からの観光客、20分の船旅で豊島に到着しました。

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島に一台(!)しかいないタクシーをあらかじめ予約しておいてくれたので、最初の訪問地へ向かいます。ここから先は歩いてね、という看板。

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『心臓音のアーカイブ』クリスチャン・ボルタンスキー

5万人もの心臓音が保存されていて、絶えず心臓音が響くインスタレーションがあります。ここに訪れた人は自分の心臓音を録音できてそれはアーカイブされ、インスタレーションで流されたり、PCで検索して聞くこともできます。


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私は山口一郎さん(サカナクション)の心臓音を聞きました。

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自分が死んでも心臓の音はここに保管されていて、聞くことができる・・・・そんなことを考えた後のこの風景。

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ボルタンスキーが港から離れた何もないこの海岸を選んだのはきっと意味があって、自分の存在が今どこにあるのか分からないようなふわふわした気持ちになりました。

ここは天国でも地獄でもないけれど、生きてるのかって言われれば自信がなくなるような感覚。次に来た時には心臓音を録音しようと思います。
ここからは徒歩で次の目的地へ。

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小学生の頃の地元と雰囲気が同じで、「あの頃は平気でよその家の庭を通り抜けたりしたよね」などと思い出話も出てきます。実際、ここは海を隔ててるけど故郷と同じ県。島民の言葉もちゃんとわかる私たち(笑)

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日差しが暑いので日陰にいるのかと思いきや、この子の兄弟達は日向でゴロゴロしておりました。

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やや迷いながらも、友人が地球上で一番好きな場所へ到着。
『豊島美術館』 内藤礼、西沢立衛

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水滴の小さな命が生まれて還る一巡をただじっーと見つめていました。
併設のカフェは誰もいなくなりました。

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船の時間があるので、日帰りの人は割と早く帰っちゃうんですよね。

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実は新幹線に乗る なりお弁当を食べてしまって、おなかが空いてしまい、ここで檸檬クリームのロールケーキを。

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門の角にくっついてるのはアマガエル。

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ここからの眺めが本当に気持ちよくて、島側には棚田が。

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正面には島々を抱えた海。

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海を夢中に撮ってたら、友人が撮ってくれました(笑)

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ここからさらに坂道をあるいて、今夜の宿へ向かいます。 夕飯時だったのか、やたら牛さんが鳴いてました 。

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民家の路地を曲がると、今日の宿『檸檬ホテル』に到着です。

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宿泊自体がアートというここは、昼間は普通に見学できるのですが、毎日一組のみ(2人から6人まで)宿泊できる施設です。


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100年前の家を直し、檸檬で染めた布を障子やカーテンにした、やわらかい雰囲気のお部屋でした。

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「ほほ檸檬しなさい」の意味は、訪れてからのお楽しみ。

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地元の食材を使った丁寧なお料理をろうそくの光でゆっくり楽しんで、檸檬の木が植わってるお風呂に入ったら、あっという間に眠ってしまいました。

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翌朝の檸檬畑はちょうど花が咲き終わり、小さな檸檬が生まれたばかりでした。

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これもアートの一つのようです・・・。レモン色の自転車。

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一つだけ木になってる檸檬を見つけました。

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鯛そうめんの朝食にびっくり!おなかいっぱいです。

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チェックアウトまでに近くの展示を見に行きました。何度も豊島に来ている友人も、初めて来れたという『空の粒子』

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ここは清水が湧く神社です。

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勢いよく流れる水は、島が生きてるようです。

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昔は産業廃棄物の不法投棄による汚染が大きな問題になった豊島。今もまだ完全に解決したわけではないそうですが、アートがきっかけで島の美しさを感じる人が増えるといいなぁと思いました。

さて、昨日は閉館前の豊島美術館でしたが、今日は朝一番の豊島美術館へ。スタッフの女性が私たちを覚えていてくれて、朝は生まれるところが見られますよ、と教えてくれました。

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すでに20人くらいの人が開館を待っています。人懐こい猫も私たちの荷物の影でくつろいでいました。

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ここで、友人がお茶を点ててくれたのですが、こちらの猫さんが飛び入り参加されました(笑)。

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名残惜しくて、またカフェにも寄って。

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ここで豊島ともお別れ。家浦港から船に乗ります。



波と鳥のさえずりと風の音だけ。

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無骨なロープと可愛いバッグが船を待っていました。

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さて、盛りだくさんの旅は直島へ続きます。

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