« 幼なじみと行く現代アート@京都 その弐 | トップページ | 彼岸花を訪ねて »

フィルム写真を撮るということ@桐島寫眞表現研究室

好きな写真家さんがフィルムで撮っているのを知り、デジタルにはない色味やグラデーションがいいなぁと思っていました。昨年、たまたま古いCONTAXが手に入り、古いレンズの独特の描写やフィルムにしか出せない深い色合いが好きで、何点か合同展にも作品として展示しました。

Film_11
   ※これは今回撮ったもの。

しかし、カメラに表示される適正露出で撮り、フォトカノンさんの腕にも助けて頂いて“こんなんでました”というレベルなので、とても作品を撮りましたとは言えず・・・。フィルム撮影が上手になりたいと本を読んでみても、ピンとこなかったのです。

Film_3

というわけで、フィルム写真の研究室に迷わず参加を申し込みました。当日、晴天の表参道にて先生のお話を聞いてから実習に繰り出します。今日はおしゃれな街をプラプラ歩きながら気になるところをパチパチ。

看板とネイル日陰の歩道の淡い色が可愛く撮れそうと思ったところ。これは自分でも予想通りの写真になって嬉しかったです。今日のフィルムはPORTRA160。

Film_4_2


フィルムで撮った空の色がとても好きなので、つい上を向いて撮ってしまいます。

Film_51


THREEのカフェ。日差しが強いです。あちこち撮りたくなって意外と忙しいです。しかし、36枚は多かった・・・。

Film_6

枚数がこなせない理由は、マニュアルのフォーカス合わせに時間がかかっているからです。いかに普段デジタルのAFに頼っているか・・・楽してるんだなぁ。

これはわざと手前に露出を合わせてみました。奥が見えなくなってどこまでも深く続いてる感じを出したかったです。

Film_7


偶然先生と同じ場所を撮っていましたが、先生のは赤い字が緑に映えてきりっとかっこよかったです。

Film_91


レンズは中古のCarl Zeiss 35mmです。強い光が入るとフレアが入ります、という例。

Film_10


空色のストライプが可愛いです。

Film_121


なぜか壁の真ん中にドアが・・・。

Film_13


淡い紫の百日紅とグレーの建物が合うなぁと思って。ピント合わせにも時間がかかっていたのでしょうか、品の良い着物姿の男性に「何を撮っているんですか?」と聞かれてしまいました・・・・・・(苦笑&冷や汗)本日お気に入りの一枚です。

Film_16


建物のブルーと車のブルーが可愛かったです。皆さん同じ場所で撮っていたのですが、やはり少しずつ違っていて面白いな、と思いました。私はコントラストの低いこの感じが好きです。

Film_19

先生の写真はもっと明暗がはっきりで、ブルーが強かったので全然印象が違いました。使うフィルムや撮る位置などによってフィルムでも全然違った写真になるのが実感できました。

小さな白い花の可憐さを引き立てたくて思いっきりぼかしてみました。思い通りに撮れてうれしかったです。

Film_20


makiちゃんと吸い寄せられるように近づいてしまった、南欧風の建物。ビビットなお花がさいてたので、もう少し色がパキッとでるとよかったかも。

Film_211


その向かいにあった空き店舗の一角。やっぱり日陰の方がコントラストが低くて好きかも。

Film_23


木漏れ日を撮ろうとして粘っていたら、お店の邪魔になってしまったようで申し訳なかったです。

Film_25


影と建物の斜めが同じ向きになってて面白いなと思いました。撮るときは気づかなかった・・・・のもフィルムの面白いところです。

Film_27



原宿駅が少しづつ近づいてきました。皆さんすでに一本撮り終えられていて焦ります。表参道らしいところをまず一枚。

Film_36


三つの存在が対照的だな、と思って撮ったら空のグラデーションも綺麗でした。

Film_331


ヴィトンのマークがカッコいいところに付いてるんですよねぇ。

Film_341


最後に寄ったスムージー店で何とか36枚終了。焦って露出をきちんと設定しなかったので、最後のリンゴは真っ黒に・・・・後でmakiちゃんのリンゴ写真を拝見したら、とても可愛かっただけに残念でした。

先生の写真とお話を聞きつつ、やはりデジタルよりは被写体選びが重要で、フィルムの特性と被写体の状況を考えて撮影したり、現像時にお店にリクエストしたりすることが必要ということ。

また、さくまさんのモノクロ写真がとても素敵で、モノクロ写真の作品作りを直接拝見することができたのも、とても勉強になりました。

最初のお話で聞いていたのに、撮ってる間にすっかり忘れてたことを出来上がったプリントを見て思い出したのです。そうそう、デジタルならすぐ失敗を確認できるんだけどね。プリントまでの時間が悔しさを増幅させるし、反対に思い通りの写りだと嬉しさも倍増するからフィルムはやめられないのです。

写真を撮る姿勢はデジタルもフィルムも同じ、自分の想いやイメージをできるだけ表現すること。それぞれの機材にできること・できないことを上手く使い分けて、これからも両方のカメラで撮っていきたいなぁと思いました。

それではまた。

« 幼なじみと行く現代アート@京都 その弐 | トップページ | 彼岸花を訪ねて »

写真にまつわること」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フィルム写真を撮るということ@桐島寫眞表現研究室:

« 幼なじみと行く現代アート@京都 その弐 | トップページ | 彼岸花を訪ねて »