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4月8日 雨

前の日から準備をして朝起きたらすぐに行こうと決めていました。何だか遠足の前の日みたいに何度も目が覚めてしまって落ち着かない夜を過ごしました。

起きたら雨。でもどしゃぶりじゃないし、行きたい気持ちのほうが勝って車に乗り込んだもののやっぱり雨。傘をさして車から降りると風も吹いてて。でもどうしても今日撮りたい。それはただ思いついたからかもしれないし、決めたことをやれなくなるのが嫌だったからかも。理由なんてどうでもよくって、傘とカメラを持って歩き始めました。
足元の草を踏みしめるとじゅわっと水があふれて、スニーカーに水がしみこみます。すぐに濡れてしまいました。けど桜に向かて歩きます。ひたひたと。

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とても静か。

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無心に撮ります。
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枝がゆれる。ゆれる。

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どこまでも続くさくら、さくら、さくら。
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さくらと二人っきり。

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きっと私よりもずっと長い時間生きてる?それとも同じくらい?


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たくさんの人に見守られてきたんだろうね。

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雨にも負けず

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風にも負けず

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ただひたすらに

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自分の役目を果たして。

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今年は咲くのが早いとか遅いとか短いとか長いとか言われても気にしないよね。
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ただただ咲くだけ。
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雨の日のさくらと話した日。
写真の出来はイマイチだったので、このままお蔵入りにしようかとも思ったのですが、こうして振り返ってみたことでやっと受け入れることができ、ほっとしている自分がいます。
Camera:Yashica FX3, Canon AL-1,  Film:PRO400H 
読んでいただいてありがとうございました。










 

さくらへ別れを告げて春を迎える

都内はすっかり葉桜ですね。探せばまだ花がついてる木もあります。今年は花を長く楽しめた年でした。かつてこんなに桜を待った年はなかったような気がします。散ってしまっても眺めてみたり。そのせいか、桜への気持ちが少し変わったな・・と思いました。

Sakura5



花が散った後、めしべにはしっかり花粉がついていて、こうして実をつけて子孫を残そうとしているんだなぁ、役目を果たしたのね、お疲れ様。
Sakura4


先々週かな、まだまだ満開だったけど今年の桜に別れを告げました。
今年も楽しませてくれてありがとう、また来年会おうね。

Sakura2


そしたら桜の夢を見たような気がします。

Sakura1



桜が散ったらなんだか穏やかな気持ちになったかも。桜が咲いてる時期って暖かかいとおもえば急に寒くなったりするし、雨が降ったり風が吹けば散らないかと気を揉むし。晴れの日が続けば満開になったかなと慌ててみたり、相当振り回された模様。さすがに、セーターやウールのコートを着なくなったので、春というぬるま湯にどっぷり浸かった感じがします。


そんなぼーっとゆるんだ頭でふらふらとウォーキングにでかけました。しかし、カメラと一緒なので少し歩いては止まる・・・・あまり運動にはなりません(笑)


土手に出ようとしたら朝露のきらめきがお出迎えしてくれました。
Leaf




雲一つないとはこの日の空。

Sky


青い船が可愛くて。
Ship


イギリスの田舎ってこんな感じかな、と思ったり。

Field


足元には小さな花が地面にしがみついているように咲いていました。

Purpleflower

思わず糸井重里さんの文章を思い出しました。
“「やりたい」と思えるようなことを、「やりたくない」ことや、「やらなきゃいけない」ことだらけの荒野の真ん中にしぶとい雑草のように植え付けてやるんだ。”


ところどころスポットライトが当たるので、思わず目を止めてしまいます。
Tree


そうこうしてるうちに、目的地に着きました。


Nanohana3_2



去年もここで写真を撮ってたら、時間を忘れちゃったんですよね。
Nanohana1_2

絵に描いたように、モンシロチョウがひらひら飛んでいました・・・が写真にはおさめられず。

Nanohana4

徐々に日が高くなってくるので、黄色をどうやったらよいものか分からなくなってきて・・・そこで終了。


さて、カメラをしまって今度は歩くことを目的にして帰路へ着きました。

最後にピンクのリボンが可愛いこちらを。散歩中のおじいさんが何を撮ってるのか不思議に思われたようです。

Pinkribbon

それではまた。



















PhotoCafe桜撮影会@小金井公園~たてもの編~

先日の続き。撮影会ではゆるりフリーな感じでなんとなく一緒に動きます。参加された方のブログを拝見すると、枝垂れ桜からほどなく移動されたようでした。それに気づかなかったのは、100㎜マクロレンズで離れたところから桜の全景を撮ろうとしていたからかもしれません。

Sakurazenkei

で、そこからどうも皆さんと反対方向に歩いてしまい、思いっきり迷子。のどかな藁ぶき屋根の民家が続き、庭先の花など撮っておりました。クリスマスローズもこういう色だと農家の庭先に似合うかも。少し彩度を下げてひっそり感をだしたかったです。

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対照的にこんなに深い鮮やかな色はあまり見ない色でした。
Momo



しばらく歩いてもどうも違う、とやっと気づいて後戻り。都電付近でやっと合流できてほっ。この都電がおもちゃみたいで可愛い。

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日差しが入る車内はのんびりコトコト走っていた午後ののどかな雰囲気そのまま。

Densha

Turikawa


やわらかい日差しがさくまさんに。電車の外を楽しそうに眺めてる感じ。
Sakumasan


今は少しでもロスをなくすよう、移動につい速さを求めてしまいます。遠くまでいけるのはありがたいことですが、移動自体を楽しむには路面電車もいいですね。都電に今度乗ってみようかな。ぶらり途中下車の旅。
昔の都バスなんですけどね、ここだけしか撮ってなかった・・・・。

Isuzu
文房具屋さんの奥行きのある店構え。奥の部屋では書道教室をやっていて、筆を持って練習している子供達が目に浮かびました。

Fude


この緑の壁、とても印象的でした。細かいデティールについ目がいってしまって。

Midori

Kabe

こうして写真を見返すと、寄ってばかりなのがよく分かります。先生のコメント通り。部屋の雰囲気やバスだってもっと伝えたいことはあったのになぁ。撮っているときは気づかないものですね。伝えていただけるって本当にありがたいことです。
ここからはフィルム写真をご紹介します。デジタルは50㎜でしたが、フィルムカメラは35㎜のレンズを付けていました。
火曜サスペンスにでてきそうな洋館。

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写真屋さんはロゴとクリーム色に惹かれました。

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先ほどの都電もぐっと懐かしさが増幅されます。
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あの駅まではあとどのくらい乗ってるのかな・・・と思ってるようなさくまさん。すこし不安そうな感じに見えます。

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絵本にでてくるようなバス。なかなか愛嬌のある顔立ちです。行き先表示もいい感じ。
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この窓はデジタルでも撮りましたが、ガラスが古いから映り込みが歪んでみえると先生に教えていただきました。

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金物屋さん。昔のお店はおおらかに商売していたような気がします。コンビニみたいにラベルが全部手前に来るように並べ替えたりしない、っていうか。商品をわりと雑に扱うけど、商品に対する知識やこだわりは強かったんじゃないかなとか。買う人も寛容で。そんなお店でのやりとりが目に浮かびました。

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こんな鍋のタワー、見られないですよね(笑)
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そして一番残念だったのは子宝湯の中に入る時間がなかったこと・・・・。あそこで迷わなければ。皆さんの写真を拝見して激しく後悔(笑)
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帰り道、同じ被写体を撮影しても人によって全く異なる表現をしていたことについて、あれは本当にその人が見ている景色なのだろうか?とmakiさん。カメラの設定で暖かい感じ、冷たい感じにすることもできるけど、目で見た画に忠実に撮ろうとしているのであれば、自分が今見ている景色も他人には全く違う画が見えているということで、同じ場所にいても目に入ってくる情報に、その人なりのフィルターがかかっているのかもと考えさせられました。だから一人一人の写真が違うし、写真を通じてその人の内面が分かってしまうのでしょうか。


写真を撮るなら一人でもできるけど、撮影会でいろんな方の写真を見るのは本当に刺激的だし、自分の写真を客観的に見ることのできていいなぁとしみじみ。次の機会が楽しみです。



最後にもう一度枝垂桜を。幹の力強さ、枝の繊細さ。対照的なものを持ち合わせているところに惹かれるのかなと思いました。

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ブログは慣れなくて、つたない文章で大変恐縮です。今日も読んでいただいてありがとうございました。それではまた。

さくらに何を想う?- PhotoCafe 桜撮影会にて

前の日の雨が上がった晴天の日曜日。4ヶ月振りのPhotoCafe撮影会でした。新しいカメラで参加するのは初めて。こんな絵を描いてみました。
Img002




東京たてもの園で撮影会スタート。最初に入ったのは昔の田園調布のおうちです。クリーム色のお風呂が暖かい明るさでリラックスできそう。
Bathroom1


リビングの壁はジャガードのバラが派手すぎず落ち着く色合い。
Living2
Livingroom



何より心引かれたのはオーブン。大草原の小さな家に出てきそう。お母さんが料理している様子が感じられるようにもう少しキッチン全体を撮ればよかったです。
Kitchen



ミシンのデザインがツボでした。母はこんなミシンを使っていました。私のミシンもSingerです。
Sawingmachine



次のおうちは前川国男邸。・・・・まずはお昼ご飯をいただきつつ外観を。
Maekawa



懐かしいけど新しい、モダンなおうちでした。照明の細工が凝っています。ドアのカーブがかわいい。
Maekawa3
Maekawa2



ソファは品の良いブラウンにベージュのパイピングが施されています。左右対称のピシッとした姿に惹かれたので、デザインが分かるようにモノクロで。
Maekawa4



おうちを出たところで。本当にいいお天気。(フィルム)
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その後、しだれ桜の見事なお庭でしばし桜撮影会。少し見づらいと思いますが、木の大きさがお分かりいただけるでしょうか。(フィルム)
Sakura1



まずはさくらテロっぽく。
Sakuratero



一枝に入るピンクのグラデーションを表現したくて。
Sakurapink



民家の縁側から見える桜は少し暖かみのある色で懐かしさを。
Sakuraminka




青空とピンク、は鉄板の可愛さ。
Sakurasora



花に寄ってみるとつぼみの濃いピンクがアクセントになります。
Sakuraup



小さな宇宙に浮かぶ星たち。昨年、Photocafe 合同展ミーティングで桐島先生がこんな風に撮っていたのを思い出して。
Hosihosi


枯れアジサイは葉脈や形の美しさを表したくて。
Ajisai




桜を見て想うこと・・・
庭に7本の桜がある環境で育ったので、とても身近な存在でした。特に、春はつぼみが開き始め、雨風で散ってしまわないようにと祈っているうちに満開になって、ほどなく花芯が赤くなり新芽が出始めてしまいます。その時期の新芽の緑と赤い花芯の色の組み合わせが嫌いで、花がなくなったさみしさが倍増したものです。咲く喜びよりも散る悲しみの方が強いかもしれません。


「さくら切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」と言うのを聞いたことがって、さくらは不用意に枝を切ると、そこから腐って弱ってしまうのだそうです。街の中、人の都合であちこち切られ、それでも枝を伸ばしている姿は痛々しくも生命力を感じます。小金井公園のさくらは大きな木が多くて『枝を十分に伸ばせてよかったね、雨風に負けず綺麗に咲きますように』と願わずにはいられませんでした。


桜のお話はここまで。次回は味わいのある建物を中心に。

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